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Local CoopのWEBサイトが公開されました
2023.8.1奈良市では、一般社団法人Next Commons Lab(以下一社NCL)をパートナーに、日本初の試みである「LocalCoop大和高原プロジェクト」を推進しています。
ONOONOは、このプロジェクトの拠点のひとつとして、これまでも様々な取り組みを行ってきました。
【プロジェクトの背景】
奈良市の総人口は、2005年を境に減少傾向に転じ、年少人口及び生産年齢人口が減少したことに伴い、高齢化率が上昇し、少子高齢化と人口減少が進んでいます。
ことに、プロジェクトを実装する奈良市東部地域・月ヶ瀬エリアでは、その傾向が顕著で、新たな課題解決の方策が求められています。
かつて、人口増加期は自治体のサービスも充実し、民間の参画も見込むことが出来ていた時代がありました。
しかし、少子高齢化により、地域の人口が減少し、税金やサービス利用料金が減ってきてしまった昨今では、自治体の公共サービスも縮小せざるを得ず、民間企業も撤退し、地域住民の生活インフラが脅かされています。
現状のままだと、これから50年、100年後には美しい日本の地方が今のまま維持できなくなってしまいます。
人口減・税収減でも地域のインフラを維持し続けるため、共助(コミュニティ内での助け合い)の仕組みの構築を目指して、奈良市が昨年度より推進しているのが、全国初の「LocalCoop」となるLocalCoop大和高原プロジェクトです。
【LocalCoop大和高原プロジェクト】
これまでの取組
〇月ヶ瀬地域・都祁地域・東部地域の方々自らが意見を出し解決策を考える「自分ごと化会議」を実施し、共助・コミュニティの力を活用したヒト・モノの移動に関する地域課題解決や、共助・地域コミュニティを強化する方法に関して議論を行い、地域の課題把握と、共助意識の醸成を図りました。(今年も都祁・東部エリアでスタートしました)
〇拠点の1つワーケーションルームONOONOを中心に、月ヶ瀬地域の方々が、自発的に地域を盛り上げる活動をサポートしています。
〇全国初となる持続可能な「共助型買物サービス」の実証実験を日本郵政他6者の共同事業として実施し、多くのメディアに取り上げられるとともに、地域の方々から実装を求める声も聞かれます。
今後は、中山間地域の移動の課題や資源循環に取り組みます。
詳細は以下よりご覧ください